WordPressが自動更新されて、大惨事!
実は、WordPressの『マイナーバージョンのアップデート』がされたときは、『大惨事情報』が、至る所ではびこります。
記事のレイアウトが崩れた!
WordPressにログインできない!
画面が真っ白!
WordPressのアップデートでは脆弱性、セキュリティの強化、プログラム関係の不具合等、様々な修正が行われます。
特にセキュリティに関しては超重要項目ですので、アップデートは必ずするべきです。
ですが、WordPressが自動更新された事による、思わぬ不具合が報告されることが、多々あります。
つまり、何が問題かというと、何の下準備もなくアップデートされてしまうことが1番の問題なのです。
本来は最悪の事態を考え、アップデートをするときは、サイトのバックアップを取って置くことがおすすめです。
そのため今回は、
という悲劇を回避するために、WordPressの自動更新停止の方法をご案内します。
次回からのアップデートに備えて、参考にしてみてください!
●この記事を読むと分かること
・Wordpressのアップデートに関する豆知識
・自動更新の停止方法
WordPressをアップデートする時は、万が一の事を考えてバックアップを取っておきましょう。
WordPressのアップデートに関する豆知識
WordPressのバージョンのアップデートには、大きく3種類あるよ。
これを知っておくだけでも、大惨事を回避できるよ。
WordPressのアップデートでは、脆弱性、セキュリティの強化、プログラム関係の不具合等の修正が行われます。
ここではちょっとした豆知識として、WordPressのアップデートの重要度が分かるポイントをお伝えします。
WordPressの現在のバージョンの簡単な確認方法
WordPressの現在のバージョンの確認方法はコレ!
まず1番簡単なのは、WordPress管理画面の1番下に記載されています。
現在使用中のWordPressバージョンは、『6.1.1』ということがわかります。
次に簡単な確認方法は、WordPressのメニュー『ツール』から『サイトヘルス』をクリックします。
『サイトヘルス』の上部のタブ『情報』をクリックすると、現在のWordPressバージョンが分かります。
そして最後に、WordPressの管理画面の左上、WordPressアイコンをクリックしてみてください。
現在のWordPressのバージョン情報が、表示されます。
これ以外にも、
など、結構色々なところから、WordPressの使用中バージョンを確認できすが、ファイルをひらいたり、サーバーにログインしたりと、面倒なので、今回は割愛します。
WordPressバージョンとは何?
『Wordpress6.1.1』のこの数字の部分がバージョンを現しています。
「6.1.1」を例に簡単に解説するよ。
メジャーバージョンとは
1番大型のアップデートされる部分だよ。
『Wordpress6.1.1』の、1番目の数字「6」の部分です。
1番の大型アップデートの部分です。
など、かなり根幹から変更されます。
マイナーバージョンとは
セキュリティが関係しているから、1番重要なバージョンだよ。
『Wordpress6.1.1』の、真ん中の数字「1」の部分です。
「6」バージョン内の、
等の変更がメインです。
このマイナーバージョンの変更が、セキュリティが関係しているため、最も重要なバージョンアップに関係しています。
ビルドバージョンとは
微修正!
WordPressはチョコチョコ、アップデートされているんだけど、
1番多いのが、このビルドバージョンの更新なんだ。
『Wordpress6.1.1』の、最後の数字「1」の部分です。
WordPressって、頻繁に更新されていると感じませんか?
その頻繁のアップデートの殆どが、このビルドバージョンで、微修正のためにアップデートされています。
WordPressが自動更新されるバージョン
マイナーバージョンは、自動更新オンリー?!
WordPressでは、自動更新・手動更新を選択することができます。
WordPressを開いたら、バックアップを取る前に自動でアップデートされて、不具合がでた!
そんなことにならないために、手動更新がおすすめだったりするのですが、
そのため、今回のWordPress自動更新停止の方法を、ご案内します。
WordPress自動更新の停止方法
今回は「Wordpressの自動更新停止」に限ってお話しするよ。
FFFTPを使い、対象ファイルをダウンロードし、そのファイルに必要事項を書き込んで、設定します。
方法としては2つ、
今回ご案内するのは「wp-config.php」での設定です。
なぜ『wp-config.php』ファイルに設定するかというと、「functions.php」はテーマ内にあるファイルなので、テーマが更新されると上書きされる可能性があるからです。
その点「wp-config.php」は上位階層にあるので、一度設定してしまえば、不具合がない限りは放置でOKだからです。
wp-config.phpファイル変更前に注意すること
ファイルを変更する際は、必ずバックアップを取っておこう!
FFFTPを使って、PHPファイルに変更を加えるのであれば、その対象ファイルだけコピーを取っておき、問題があれば、元のファイルをアップロードし直すという方法でもOKです。
PHPなどのファイルを扱う編集は、思いがけないアクシデントに見舞われることがあります。
このようなカスタマイズは、自己責任のもと、作業を行ってください。
FTPを使ったwp-config.php編集方法
ファイルの置き場所は、Wordpress関連のディレクトリにあります。
「wp-content」フォルダ(テーマなどが入っているフォルダ)と同じ階層にあります。
ファイルのコピーを取って置くと安心です。
ファイルを開くと既に色々書き込まれています。
詳細は省きますが、今回のコードの記入場所は下の方に追加します。
「編集が必要なのはここまでです !」などのコメントがあればその前、無ければ
if ( ! defined( 'ABSPATH' ) ) {
define( 'ABSPATH', __DIR__ . '/' );
}
のような記述より上に記載します。
ファイルに必要な情報を記述して、保存しファイルを閉じます。
実際に追加するコードは下記をご覧ください。
元あった場所にwp-config.phpファイルをアップロードします。
アップロードする前には、必ずアップ場所が合っているか確認をしましょう。
WordPress自動更新を全て停止にする
ボクはこの方法を使用しているよ。
とにかく全部自分で確認してから、色々作業したいから。
昔、仕事で痛い目見たことがあるしね……
全てに関して、自動更新を停止します。
現在はテーマ・プラグイン共に更新方法を選べる仕様になっていますが、私は確実に確認しながら作業を行いたいためこちらの設定にしています。
define( 'AUTOMATIC_UPDATER_DISABLED', true );
WordPressの全バージョンに対して停止する
define( 'WP_AUTO_UPDATE_CORE', false );
WordPressのマイナーバージョンのみに対して停止する
define( 'WP_AUTO_UPDATE_CORE', minor );
今回のまとめ。WordPress自動更新の停止は簡単だった!
今回はWordPressの自動更新についてご案内しているけど、
この自動更新はWordPressテーマやプラグインでも、
『不具合』という点で、同じように考えることができるよ。
WordPressに限らず、テーマでもプラグインでも、バージョンが変わると不具合が出てしまうことがあります。
WordPressでは、それぞれの情報が連動しながらサイトを構築しているため、そのバランスが崩れるとレイアウトが崩れたり、動かなくなったりなどの不具合が出てしまうのです。
WordPressプラグインの入れすぎ注意?!なんで?ダメなの?
自動更新は楽ですが、これらの不具合が出たときの修正をどうしますか?
時間の無いところでそれらを検証・修正していくのは少々過酷です。
いざと言うことを考えて、バージョンアップをする前はバックアップをしておく方が安心ですので、その時間も取りたいところです。
そのため、今回はWordPressの自動更新の停止方法をご案内しました。
WordPressの自動更新は、簡単に停止状態にできます。
WEBサイトの不具合を1つでも減らすため、1つの案として考えていただければと思います。
ここまでお読み頂きありがとうございました。
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